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□投稿者/ 危険水域 -(2005/09/02(Fri) 19:50:45)

私は現在30歳、男性。社会人しながらMMOしていました。

平成16年1月

勤務していた会社を体調不良から長期休暇をもらいました。
自律神経失調症になったんですが、原因は過労だと思います。
物事に熱中しやすい性格で月400時間は働いていました。

急にやることがなくなった私は、昔から好きだったオフゲーなどをしていましたが、
営業的な仕事が好きだったせいか、人恋しくなりヤフーのチャットにはまりだしました。
仲の良い人とのチャットが楽しくて一日10時間以上はログインするようになりました。
自分が病気であることを忘れて、ひたすらパソコンに向かい合うようになっていったのです。

平成16年3月

チャット仲間に勧められて、彼らと一緒にハンゲームをやるようになりました。
ハンゲームのサイトにはMMORPGも用意されていました。
ゲームに課金するのに抵抗があったのですが、3日間の無料期間が用意されているものを
軽い気持ちでDLし、気分転換のつもりでやってみる気になったのです。
これが廃人生活の始まりでした。

もともとオフゲーのRPGが好きだった私はあっという間にのめりこみました。
幸か不幸か、MMO初心者の私がログインしたときに周りにも何人かの初心者がいたのです。
チャットが好きだった私は、さっそく彼らとコンタクトし一緒にゲーム内で行動するようになりました。

ゲーム開始早々に固定メンバーを得た私は、仲間とともに苦労しながら過ごしていきました。
しかし、その苦労がなぜか充実感となっていました。
気心の知れあう仲間となった私たちは、ギルドを作りますますはまっていきました。

平成16年10月

MMOにはまって半年以上が過ぎ、体調はほぼ全快していました。
しかし、MMOをやりたいがために、家族・友人・会社を「まだ体調が悪い」と欺き続きました。
体格的に痩せていたため、簡単に周囲をだませたのです。

遠距離だった彼女がどういうわけか、結婚しようともちかけてきました。
私の病気が治らないため、そばにいたいと言うのです。
10年つきあった彼女にまさか「MMOの邪魔になる」ことを理由に断るわけにはいきませんでした。

平成16年11月

廃人生活に疲れていた私は、結婚を機にMMOを引退しました。
仕事にも復帰し、妻との生活も順調でした。
しかし、いつも心の片隅にMMOのことがありました。

ギルドの仲間とすごした時間をいつも思い出していました。
ある週末、妻が外出して一人ですごしているとき、ついに課金してしまいました。
久しぶりに会う仲間たちは熱烈に私を歓迎してくれ、またMMOにはまり始めました。

仕事から帰って食事すると、ひたすらMMOをやる生活となっていきました。
結婚1年にも満たない妻とはほとんど会話なし。
しかし、その異常さにまったく気付きませんでした。

仕事・食事・入浴など、パソコンに向かっていないときもMMOのことばかり考えていました。
妻はこんな私に不満をいうわけでもなく、ただ私のそばでじっとしていました。
しかし、私は妻の気持ちを思いやることはありませんでした。

平成17年9月

あるMMOのブログから、このサイトを知りました。
会社の昼休みになんとなくたどり着いたのです。
たくさんの体験談を読むうちに、自分が危ない状況にあることに気付きました。

定時の5時になり、速攻で帰宅しました。
家に着くなりパソコンを押入れに片付け、食事の支度をする妻を眺めていました。
「今日はゲームはしない」と宣言した私に、妻は衝撃を受けたように見えました。

食事が済み、二人で近くのコンビニまで買い物に行きました。
歩きながら、このサイトで自分が愚かだったことに気付いたと言いました。
妻はうれしそうに、「そっか、じゃあこれからは一緒に過ごせるね。」と言いました。

夜道はとても涼しく、二人で散歩しながら帰りました。
私は驚くほど身軽になったような気がしました。
呪縛から放たれた、といった感じでした。

家に着き、二人で映画を見たり、お菓子を食べながら過ごしました。
なぜか、10年前に妻と付き合い始めた当初の幸福感を思い出しました。
なんでMMOにはまって、妻との時間を捨ててきたのか、理解不能です。

これからは世間によくある、家庭と仕事を大切にする人間ってやつになりたいと、
素直に思います。
心配をかけた妻がいなかったら、どうなっていたことやら。
本当に妻がいてくれて助かりました。

今、廃人でるあなたへ。
MMOは面白い。私もはまりました。廃人でした。
けど、あなたもリアルで待ってくれてる人がいるはずです。

いつか、あなたもMMOの呪縛から放たれることを祈ります。
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