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□投稿者/ アンシダ -(2005/06/01(Wed) 00:00:17)

大学で論文を書くときの気分転換のつもりで始めたネットゲーム。ナイトオンラインという対戦重視のゲームでした。

その前にひとつやっていたのですが、あるとき自然にやる気が消えました。なぜだか考えてみました。多くのMMOと呼ばれるゲームはラストボスが出てこないRPGです。限りなくレベルを上げ、アイテムを集めるのです。ゲームにもよりますがそれは現金と時間を使えば使うほど上のランクにいけると言っていいでしょう。私のゲームは対人戦の楽しさがウリだったので、やる気が長持ちしました。

最後は嫌で嫌でやめたのではなく、他にしたいことがするべきことが見えてきたからネトゲの時間をそのままシフトしていきました。

学校が終わっても仲間や部員で集まってだらだらする、楽しい思い出の雰囲気に近いネトゲ生活でした。みんなで集まり、戦術を議論したり、あいつが気に食わない、言葉遣いが気になってしょうがないといったことまで相談しあいました。本当にサークル活動や職場のような感じだったのです。ですから他の方のように辛い思いというのはあまりありません。むしろ、それ以後の職場のチャットや現実の人間づきあいをどこか冷静に、別の視点から見るようにしてとらえることが出来るようになりました。今までの人生とは全く異なる状況での人生経験でした。ですが、このように感じていた人はおそらく少数派だったと思います。多くの人は、なぜ楽しいはずのゲームでこんな思いをしなければいけないのか、ということを抱えて日々を送っていました。

先にも言いましたが、ラスボスのいないゲームは終わりのない旅です。良質のゲームを楽しみ、もう終わり?と思ったり、物足りなく感じたりする心はまさに腹八分です。それより多くを求めようとすればもたれて動けなくなってしまいます。現実的な話をすれば「廃人」モードにならなければ、現行のMMOではトップにいられません。それで良い人はおそらく、病にはならないでしょう。トップクラスにいた私はそうではありませんでしたが、長い時間とお金をかけて手にした称号がゲーム管理会社の都合で消されるような実態のないものであること、また一般的にはほぼ無名であることについて耐えられない人が少なくありませんでした。

ポジティブに全て自分を高めるためだと思って、人間関係にも進んで関わり、プレイが辛いときにどうやってやる気を出すか工夫したことは決して無駄ではありませんでした。

ただ、腹八分の状態でおかわりをしようとしている方、本当にあなたにとってそれは栄養になるのかを考えていただければよろしいかと思います。目的を見失えば、迷子になってしまう、「閉じられていない無限の世界」がネットゲームであると言ってしまって良いでしょうか。
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