上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
□投稿者/ LR -(2005/05/18(Wed) 00:37:43)

私は以前に4ヶ月間、あるMMOで廃人生活を経験しました。
当時通っていた大学院には外部進学で、所属研究室の良いとは言えない雰囲気、
初めての土地で友達も居ない閉鎖的な環境、周りの頭の良さについていけない自分。
そして、朝から夜中の12時近くまで研究室に拘束される生活に精神的に
追い詰められながらも、最初のうちはなんとか頑張っていました。

しかし就職活動が始まってからは、段々と日々の圧力に耐えられなくなり、
「就活」を理由に大学を休みがちになりました。
そんな時始めたのがネトゲです。私はサポート役を担うキャラでした。
それが驚くほど楽しかったのです。手軽に感謝され、必要とされ、優しくされる。
ちやほやするほうも、されるほうも、まるで猿芝居のように滑稽な、
白々しい言葉の応酬でした。
しかし私はその奇妙な空間に酔いしれ、気がついたら廃人になっていました。

大学にはもうほとんど行かなくなりました。
一度行かないと、まるで子供のように怖くて行けなくなってしまい、
心配した先輩からのメール、両親からの電話にも、後ろめたさから
出られなくなりました。
あの頃は、外出・食事はコンビニのみ、そのゴミが積もった部屋で、
電話が鳴り響く中、ビクビクしながらひたすらネトゲをやる・・・そんな
病的な光景だったと思います。毎日話していた彼氏の電話の応対も適当になり、
「めんどくさいなあ」等と思うようになりだして、もう寝る、と嘘をついて
ゲームをしたりしていました。本当に最低です。
今思い出しても自分がした事だとは信じられない位に。
外見は体重も4キロ程増え、肌はボロボロで、精神的には
「このままじゃ卒業できないかもしれない、どうしようどうしよう」
と考えては居るのですが、それから逃避する為にまたネトゲに依存、
というサイクルでした。

しかし新年度に、なんとか大学に行ってみました。
メンバーも入れ替わり、自分の居場所を作るには今しかないと考えたからです。
その後仲の良い後輩が入ってきた事もあって、なんとか大学には通えるように
なりましたが、後遺症もありました。
当然頭は悪くなっていたのですが、一番強く感じたのは自分の性格が
変わってしまったんじゃないか、と言う事です。
後ろめたさや劣等感から、卑屈で、攻撃的で、自己防衛に必死な、
一番嫌っていたゲーム内の「厨房」という言葉がぴったりな自分が、
ともすると出てきてしまいそうになるのです。

ゲームの方はギルメンとのレベル差もどんどんとついて、
自然とログインする事は無くなって行きました。
無事卒業もでき、幸運にも就職先に恵まれ、今は一般的な20代として充実しています。

あの時間の中では、将来に対する不安や、他人の目、後ろめたさ、電話の音、
嫌いな自分、全ては膨らむ一方で、いつも何かに脅えていました。
まさか自分はそんな風にはならないだろうと思っていたのに、
堕落しきっていたあの頃の自分が今でも恐ろしいです。
スポンサーサイト
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。