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□投稿者/ こるる -(2005/05/04(Wed) 04:00:06)

一度投稿したのですが、おかしくなってしまったので再投稿で申し訳ありません。
はじめましてですみませんが、当方文字を書くというのに慣れていない為、かなり長文なのですが、どうにか最後まで読んで頂けたら幸いです。
読みづらいとは思いますが、私の体験、思いを全てぶちまけました。
私のリアルを知る人が見たら絶対引くと思います。が、思い切って書きました。

 私が中学1年の夏頃だったと思います。(曖昧で申し訳ない)今までウィンドウズ95だった家パソを一気にウィンドウズXPの、それも性能が良く高スペック(と言うのでしょうか?)のものに買い換えました。これを機に、兄が友人から教えてもらったらしいMU奇跡の大地を始めました。初めてのネット&ネトゲ体験者だった私に、「MMOは中毒性が高いから危険」だと誰が教えてくれるはずでしょうか。
 初めてのMMOはすごく快感で、そんじょそこらの家庭用ゲームなんかよりすごく楽しかったです。ゲーム内の友達も出来、気が付くと学校から帰れば真っ先にPCの電源入れてる自分が居ました。兄と同じIDを使っていたので(自分のIDを持てるなんて知りませんでしたから)良くログイン戦争が起こりましたよ。当時はそれらが馬鹿な行為だなんて気付かなかったんですけどね。

 それがMUが正式サービスになって引退したんですが、何かのきっかけで復活しました。(そのきっかけすら覚えていません。ネトゲとは斯様(かよう)に曖昧なものなのですね)同じIDにも関わらず、兄はこの時期にきっぱりと引退しました。私も同じ選択をしていれば良かったと思います・・・・・・。次第に学校に行くのもダルくなり、「人間関係に疲れた」と泣き落としで母を騙してまで、一分一秒でも多くプレイするためだけに不登校へとのし上っちゃいました。
 それから約1年半程でしょうか。寝る時、ご飯食べる時以外はPCにひっつきっぱなし、外出するのもウェブマネー買う時か外食する時くらいで、(ウチの体重計は壊れているのでハッキリとした数字はわかりませんが)確実に太ったと思います。年頃の女子が一日中パジャマで食っちゃ寝の生活でしたから……まぁご想像頂けると思いますが。
 外出しないもんだからお金使わないし、毎月のお小遣いを貯めておけばウェブマネーも難なく買えました。顔が見えないから、毎日髪を整えたり自分の姿に何の気兼ねもなく人と楽しく時間を共有できる。こういう悪循環を繰り返しながら毎日が過ぎました。
 それに元々自分にあまり自信を持てないでいて、そのくせ人とのコミュニケーションが大好きだった私にとって、ネトゲというのはまさに天国だったんでしょうね。
 この頃の私を、家族はどういう目で見ていたのでしょうか。確かこの頃から少し後の時期に、父親が遠い所に単身赴任しました。陸で繋がってないような所にです。こんな大切な記憶すら、私には少ししか残っていません。

 やがて三年生になり、自分に中学校生活の思い出が他人に比べひどく欠陥していた事に気が付きました。これはヤバイぞ、と焦りましたよ。
 友達の誘いもあり修学旅行は参加しましたが、学期始めに何度も「普通の生活に戻ろう!」と思っても、2、3日登校すればすぐにもとの引きこもりネトゲ三昧の生活に戻ってしまいました。
 思えば、こんな私でも見限らずにずっと励ましてくれて、普通と変わらず接してくれた友人達に、何という失礼な事をしたのだろうと今でも深く反省しています。今の私が当時の自分を目の前にしたら、迷わずなぶり殺していると思います。

 あっという間に冬に突入し、受験は目前となりました。
 親、友人への申し訳なさ、そして自分への情けなさから、とにかく高校にだけは何としても入ってやるぞという決心が付きました。
 丁度MUのチケットが切れる時期だったので引退を決意しました。が、同時に「私はMU無しに生きていけるのだろうか」と不安も心をよぎりました。そりゃ今まで一日中PCやってたんですから。MU=自分の世界だったので、そこから放り出されて果たして周りに押しつぶされないだろうか。自分を保てるだろうか。
 ですが、仲間の見送りを受けいざ接続切れしてみると、今までの不安が嘘のように消えてアッサリした感覚が私の中に残りました。あぁ、ネトゲってこんなものか。いつかはデータも消えて、SSも消してしまえば、自分達が存在したという証はどこにも残らないんだな、と。
 MMOという世界から現実という宇宙に放り出されて、現実に存在してる自分の姿が見えてきました。

 これまた親に申し訳ないのですが、引きこもってる間の勉強がポッカリ欠けていたので、私と同い年の従姉妹と共に家庭教師に見てもらいました。
 その家庭教師の先生は若くて非常にフレンドリーな女性でした。毎回親戚の家に通う事により、家にこもっていた頃から一転して人と沢山触れ合うようになり、「かたくな」な私の心は優しく解きほぐされていきました。
 この頃から私は周1、よければ周3くらい学校に通うようになっていきました。この時期は私の学校の伝統行事「合唱大会」があるので、私は熱心に練習に励みました。結局私のクラスは見事撃沈しましたが、ネトゲでは絶対得られない「あたたかさ」「感動」「涙」を手にしました。このとき涙を拭くのに強く目をこすったので、目の奥にコンタクトが入っちゃって眼科に行きました。こういう笑い話も、現実に私が存在するからこそ起こるんだって、強く実感しました。
 そして卒業。不器用な私は友人達に心いっぱいのお礼はできませんでしたが、中学最後の一番大切な時期に、人より少なくてもその分こゆ~い思い出ができた事。それは全て友人、先生方のおかげだったと、本当に感謝しています。

 受験の倍率ってありますよね?私が受けたのは単位制の高校なのですが、毎年1.3倍くらいは行っていたんです。それは覚悟していたんですが、今年はあちらこちらに同じようなクリエイティブスクールが出来たので、なんと倍率が1を下回りました。奇跡としか言いようがありません。
 そしてめでたく合格。(従姉妹も、地元の高レベルの公立高校に無事合格しました)

 私は同じような引きこもりの方々に比べ、かなり恵まれていたのだと思います。
 ずっと私を見限らなかった母、友人、親戚、周りの人々、倍率の事。一つでも欠けていたら、自分は今頃ネトゲで狩り三昧していたかもしれません。
 MMOをやっていて得た物といえば、PCに人並み程度に慣れた事、タイピングが早くなった事くらい。先日タイピングソフトで遊んでいたら、ワープロ検定一級取れるとかいう表示が出ましたが、それってどうなんだろう。あれだけの時間と引き換えにしてでも手に入れるべきものだったのでしょうか。

 昔、MMOに味を占めた私にとって、現実の人間関係がツラかったのは本当なのですが、不登校になり始めたあの時、母を騙す為に私が流した涙に、母は応えるかのように泣いていました。娘の私が言うのもアレなのですが母は本当に人間が出来ていて、母の流した涙は本当に私を思うものだったのだと、今は確信しています。
 今、私は毎日高校に通う事が、母へのせめてもの償いだと思っています。

 現実の、血が通ってる人間ってあったかいんですよね。

 しかし私は現実に復帰できた半面、今、引きこもりから突然普通の生活に戻った反動というのか、後遺症らしきものに苦しんでいます。
 まず引きこもり時代に興味がなかったファッションやショッピング。突然都会に出てきたためなのか、えらく影響されてしまい、下校中に必ずどっか適当な店やコンビニに立ち寄ります。そして必ず何かを買います。それはアクセサリーだったり漫画だったりお菓子だったりと様々ですが。お金がない時でも絶対何かを買ってしまいます。引きこもり時代は、何かを買ってそれを手にする喜びというのが、無かったものですから。
 次に人間関係。ネット上での交流に慣れてしまったものですから、現実で明るく振り舞おうとしてもどこかぎこちなさが出てしまいます。やっと出来た友達と軽くメアド交換するにも一苦労で・・・・・・。元々の性格もあるんでしょうけど。
 さらに勉強。数ヶ月間の付け焼刃の勉強なんて、高校では何の意味も成しません。この学校は受験科目が三教科なので理科や社会は放ったらかしだったので、化学なんて?????です。困ったものです。
 最後に、生活リズム。一番困ってます。引きこもり時の癖というか・・・もう身体がそうなっちゃってるんでしょうね。休日は必ずといっていいほど徹夜します。何か無意識にPCの前に座っているんです。寝なきゃと思って布団に入っても、私は寝付いてくれません。ソワソワして、まるで「まだ時間あるよ~、ネトゲしようよ~」と身体が言ってくるようです。現に今も寝ないでPCに向かっていますから。

 現実世界に復帰できたのは幸運ですが、まだまだ難関は多く、苦しんでいます。
 ですがこの結果を招いたのは私自信で、自業自得と割り切ってこれからは頑張っていこうと思います。まずは買い物依存症を無くし、生活リズムを整えれるように。
 絶対あの頃の自分には戻りたくないから。
 今は、とっても幸せです。高校生活というのは忙しいですが、その忙しさが逆に「私は現実世界に居る!」という実感を持たせてくれています。
 それに自分は、こんな経験をした事により、逆に得た物も大きかったんだと思います。

 おかーさん、こんな私を愛して支えてくれてありがとう。私がどんなにアナタの事を罵っても、仕事で忙しいのにお昼ご飯を作っておいてくれたり、疲れて帰ってきては暖かい晩御飯を作ってくれたよね。ありがとう。ありがとう。ありがとう。


書いてる間、涙をこらえるのに必死でした。
私はネトゲをやって、そりゃゲームなんだし楽しかったっちゃ楽しかったですが、後に残るのは虚無感と無駄に重いSS達だけですよ。
今から始める人や、今ゲームを楽しんでる方を止めるつもりはありませんし、私にそんな権利はないと思います。
ですが、もしそういう人達が私のこの文を読んで、ほんのちょっとでも何かを感じてくれたなら。
どうにか・・・・・・家族や友人に、一言「ごめんね、ありがとう」と言ってあげて下さい。
学校に行かなくなるのも、会社辞めるのも、引きこもるのもすごく簡単。
だけど、いざ元に戻ろうと思ったら戻れないのが現実じゃないでしょうか。
社会人の年齢で親の世話になっている方。親御さんが倒れたらどうしますか。入院費払えますか。簡単に再就職できると思いますか。
親御さんの前で「俺、親の世話よりネトゲがいーや」なんて言うつもりじゃありませんよね?
ここまで読んでくださって有難う御座いました。失礼致します。
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