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□投稿者/ 春日 -(2005/04/30(Sat) 15:58:44)

そこそこの進学高校入学時、祖母から合格祝いにとPCを買ってもらいました。
最初はただサイト閲覧やゲームなどに利用していましたが、チャットが面白く深夜までネットに繋ぐようになりました。
そして出会ったのが、チャットしながらゲームもできるという楽しそうなもの、ネットゲームでした。

これにはハマりました。
やりこみも好きだったので単純作業も苦にならず、自キャラのレベルと装備はどんどん強くなっていきます。
コンシューマーゲームでのやりこみはただの自己満足で終わってしまいますが
ネットゲームは良くも悪くも自慢する相手がいます。褒めてくれる相手がいます。
周りからはチヤホヤされるようになり、何時しか現実よりもネトゲの世界を重視するようになりました。
キャラが弱いという人がいれば狩りを手伝ってやり、PKされたと言われれば即座に出向いてPKK
「自分のために」ではなく「皆のために」と思ってログインしていたような気がします。
今思えばそれはただ自分を誤魔化すための言い訳だったのでしょう。

朝は早起きしてネトゲに繋ぎ、学校が終わると飛ぶように帰ってネトゲに繋ぎ、夜更かししてネトゲに繋ぐ。
当然授業中は寝てばかり。試験中は午前で学校が終わるので、ネトゲ時間がたくさん確保できると喜ぶ異常さ。
もちろんテストができるわけがなく赤点ばかり。2年から3年にあがる単位が足りずに自主退学処分となりました。

予備校に通い始めましたが、まだネトゲと離れていないので生活サイクルは変わりません。
逆に予備校は授業をサボっても予備校側からは何も言われないのでログイン時間は増えていましたね。
また、落ちこぼれでも一応進学校通いだったので模試では偏差値55程度は確保できてしまっていたのも原因だと思います。
中堅私立にでも行けば4年間ネトゲしてすごせると本気で思っていました。
大検も取れて、夏期講習は形だけとり、後はサボって一日中ネトゲしていました。

その後母校(といっていいのだろうか?)で文化祭があり足を運びました。
3年次に進級した元クラスメイトがいました。
一番仲のよかった友人が「受験するんやったら同じ大学いこうやー。」と誘ってくれました。
半年間向こうからの連絡に返事もなおざりにしていた俺にそんな声をかけてくれるなんて。
チャットの無機質な文字の羅列では感じられない、肉声にこれだけ温かみがあるとは。
そこでようやく自分の失った人が、場所が、時間が、どれだけ重たかったのか身に染みました。
周りにたくさん人がいたにもかかわらずその場で号泣してしまいました。
装備を全部RMT。稼いだお金は全部親に渡しました。そしてキャラデリート。

進学校なので彼の志望校はA級と呼ばれる国立大学。
秋口からようやく本腰を入れたところで受かるわけがありませんでした。
一応私立にはちょこちょこひっかかりましたが、両親に土下座してもう一度予備校に行かせてもらえるように頼みました。
両親には予備校2年間の授業料150万という大金をドブに捨てさせてしまいました。将来必ず返します。

今は予備校2年目です。
来年は彼の後輩となれるよう、がんばります


PS.中高生の皆さん、勉学は楽しいですよ!
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