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□投稿者/ YO-でる -(2005/02/04(Fri) 12:32:30)

マギョさんのトピックにも書きましたが、改めてこちらに投稿します。
私は3*歳の会社員で、現在は彼女が居ます。MMORPG歴が2年半ですが、
うち1年は廃人と一緒のギルドなどで過ごしていた経験があります。

MMORPGの最初はUO(Ultima Online)でしたが、あまり面白くなくすぐ辞めました。
そこで終わっておけば良かったのですが、ある日私の入っていたYahoo!BBの
キャンペーンで、RO(Ragnarok Online)が3ヶ月無料だということを知りました。
そこで早速登録してプレイを始めたのでした。

ROがUOなんかに比べると遙かにヌルいゲームであることが幸いして、
私のキャラクターは順調にレベルアップをしていきました。ポピュラーな剣士というPCでしたが、
いわゆる臨公(公平に経験値を分配できるレベルで臨時にメンバーを集める)パーティにも参加しましたし、
楽しんでいました。この時点では1日2時間程度、楽しみ程度に遊んでいたと思います。

しかし、ある日一緒に臨公に行った人からギルドというものに誘われたあたりから、
多少の変化が訪れることとなりました。ギルドというものがどういうものか詳しくは知りませんでしたが、
入ってみると同時にログインしてるギルドメンバーとのおしゃべりがあったり、
レベル上げを手伝ってもらえたりしました。
(個人的にはレベル上げは苦痛でなかったのでしたが、気を遣ってくれていたようです)
そのあたりから、いわゆる「みんながいる時間帯にはログインしていなければ」という
強迫観念めいたものが発生していたように思います。

そして、だいたい22時~0時くらいの時間帯にログインするように生活を調整し始めました。
その時間帯はROをしないと気が済まないようになったのです。
ログインしてギルドメンバーとダベって、狩り。または数時間チャットしているだけということもありました。
このころから、飲み会もちょっと断ったりすることが多くなりました。
それでも、まだ土日はそこそこ外の世界での遊びに費やしていたと思います。

そして、ROを始めて1年くらい経った頃でしょうか。攻城戦が実装されました。
これは、ギルド単位で砦を奪取するために戦争する、いわゆるGvGというものです。
実装されて少し経ったある日、たまたま通りがかったところで、あるギルドが攻城戦のための人集めをしていました。
それなりに興味のあった私は話を聞いて、このギルドに入ることに決めました。
最初は純粋に、プレイヤーキャラクター同士で戦ってみたいという気持ちからでした。
しかし、これが大きく生活の歯車を狂わせました。

砦を持つギルドは大きな特典がつきます。
それはより強力で、より経験やいいアイテムを落とすモンスターのいる専用マップが使用できるということです。
私の入ったギルドは「砦持ち」で、ほぼ毎回(週1回あります)防衛できるほどの大手ギルドでした。
当然のように「廃人」だらけでした。いつログインしても(平日朝だろうが昼だろうが…)誰かが必ずいる状態です。
しかも、ログインしたら必ず狩りに誘われます。レベルを上げること、強くなることのみに焦点が当たっているためでした。

ギルドメンバーの平均レベルは85くらい。入ったときの私のレベルは70ちょい。
「スパルタ」と呼ばれるレベル上げが行われました。1年ほどかけてちまちまと上げてきたはずなのに、
そこからのレベル上げはすさまじいくらい早かった。
1ヶ月もたたないうちに平均である85に到達しました。
そして、攻城戦レギュラーになった私に「毎週日曜、19:30~23:00は攻城戦に出る」というスケジュールが組まれました。
攻城戦は20:00~22:00なのですが、前準備と反省会を入れるとそのくらいになるのです。

もちろん知識も求められるため、Webサイトを巡りました。
装備も揃える必要があるため、ログインするたびに露店を巡り、自分も外出中はずっと露天商をします。
毎日仕事が終わると即座に帰り、レベル上げに勤しみます。
自分のギルドだけではなくて、同盟を組んでいるギルドの連中もいるので、レベル上げのためのメンバーは必ず集まります。
ここにきて1日の平均プレイ時間は4時間程度は楽にある状態でした。
また、ゲーム内通貨も凄い勢いで稼いでいって、いい装備を手に入れていきました。

それから少し経って、日頃からあまり友達と話さないようになってきた私に飲み会の誘いがありました。
金曜だったので、さすがに最近無かったなぁと思った私は参加することにしました。
しかし…ここでショックなことがありました。話題です。
日頃からROをプレイする以外に、家でTVを見たりあまりしなかった私は、ドラマや映画、食べ物など、
明らかに普通の話題についていけなかったのです。
さらにその飲み会が終わった後、誘ってくれた友人から耳の痛い忠告を受けました。
その時の私は、正直、誰もフォローできないような雰囲気を出していて話しづらかったと。
自分では分かりませんでした。しかし、ショックを受けることが出来たのは幸いでした。

相変わらずROをプレイしていたものの、前のように熱中は出来ない自分がいました。
攻城戦も時々仕事と偽って休むことがありました。(実際は仕事ではなかった)
そのうち、ああ、自分なんていなくても別に困りはしないのかな?、ということに気づきました。
それまで、レギュラー?である自分はある意味「力のあるキャラ」であると勝手に思いこんでいましたが、
数十人対数十人である攻城戦、1人くらい欠けたところでなんてことはないのが現状なのではないだろうか。

結局、とりあえずギルドの人に断ってギルドは休止させてもらうことにしました。
その後ギルドのHPや掲示板を見ていれば、新規メンバーは入ってくるし、本当に私は必要なくなっていました。
ああ、やはりそうだったんだ、と思うとむなしい反面、これで良かったんだと安心する自分がいました。
その後、ある日ログインし、その場にいた人達に引退するからと言って、
それまで集めた装備をその場にばらまき、アカウントを削除しました。
非常にすがすがしい気分でした。あまり「もったいない」とは思いませんでした。

それから3ヶ月くらいして、生活リズムはROをプレイする前の状態に戻りました。
今では週に1,2回は付き合いで飲みにも行っていますし、彼女もできました。
ゲームはプレイすることもあります。無料のβテストのMMOをちょこっと遊んでみたり、
無料のFPS対戦ゲームを遊んでみたり。基本的には仲間は作らないか、作っても、理解している人同士。
なかなかレベル上がらないよねー。でもマイペースだから。と言って笑える人だけです。
…もっとも、それより「付き合い」を最優先にしてますが。
彼女から電話きたら「電話落ち」で即ぶっち切りとかやってますし。それで嫌だって言われたらそれまでで。
ネトゲの中の付き合いを現実より優先してどうする、と自然に思えるようになりました。

「必ずやめないといけないもの」だとは思いません。
しかし、限りなく自制が大変な事態に陥るのは、結構かんたんでした。
えらい長文になってしまいましたが、参考になれば幸いです。
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