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□投稿者/ sera -(2005/02/03(Thu) 18:22:42)

1年程続けた某MMO(ゲーム名は伏せさせて頂きます)を、二ヶ月ほど前に引
退した者です。

ガーネットさんの書かれた記事には、非常に共感出来る部分が多かったです。
私もガーネットさんとよく似た環境でプレイしていて、同じ様な事を感じ、引退
いたしました。

特にMMOと宗教の共通点については、私も強く感じておりました。
かつて私は、某新興宗教に嵌まった友人に呆れ、不憫な人だと憐れんだものです
が、自分も人の事は言えなかったなと、今では苦笑しております。

今ならば、あの新興宗教に嵌まってしまった友人の気持ちが、僅かなりと理解出
来る気がします。
もし今後、彼女と話す機会が得られるならば、かつての様にただ呆れるだけでは
なく、彼女の身になって考えてあげる事が出来るかもしれません。
そう考えますと、このMMOに嵌まってしまったという体験も、あながち無駄な
ものでは無かったのかもしれない、とも思います。

また、私も外国人PCと積極的に遊ぶ方でした。
同じ国に日常会話程度の日本語の話せる方がいらしたのですが、複雑な会話まで
は通じない為に、高レベルにも関わらずPTに誘われる事が少ない様でした。
私自身は、むしろ向こうにばかり日本語を話させては申し訳ないような気がしま
したので、辞書を傍らに置いてはこの方を積極的に誘い、片言ながら英語で話す
よう努めたりしたものです。
とはいっても、強い敵などに挑みに行く時などは、殆どの知人が彼と組むのを嫌
がりました。コミュニケーション上の問題から、予め作戦を立てる事が困難であ
るからです。
確かに、意志の疎通が出来る相手を誘った方が、敵を倒せる可能性は高くなるわ
けですが…
私には、そういう「勝ちに行く」考え方というものが、遊びの本質からかけ離れ
たものの様に思えてなりませんでした。

オフゲーのRPGでしたら、他の人は到底使わないような弱いキャラクターでも、
自分の工夫次第で、強いボス戦に連れて行く事が出来ました。
私は、そういった遊び方に喜びを感じる性質でしたので、それが出来ない事に、
次第にストレスを感じ始めました。
ましてやこの外国の方は非常に高レベルで、別に弱いわけでは無かったのです。
敵を仕損じたら本当に死ぬという訳でもないし、他の人を誘ったら確実に勝てる
という保証も無いのですから、少しくらい試しても罰は当たらないだろうに、と
内心思ったものです。

他にも知人が野良で集めたメンバーの中に、たまたま外国の方がいらした事もあ
ります。その方も片言ながら日本語が話せた為に、知人は最初、日本人だと思っ
て誘ったのだそうです。
ところが、少し突っ込んだ話をするとまるで通じません。どうやら外国の方の様
です。その事を知人と個人チャットで話し合っていると、彼がこんな事を言い出
したのです。
「表向きは一旦解散した事にして、あの外国人以外のメンバーで、別の場所で落
ち合おう。一人くらいならすぐ補充出来るだろうから…」
やはり、強い敵とやり合う為のPT集めでしたが、内心、知人の作戦は如何なも
のかと思いました。結局、時間も無いので「他の人がそれで良いなら…」と、知
人に同意してしまいましたが、非常に後味が悪かったです。

向こうは日本人と意志の疎通がしたくて、苦労して日本語を覚えたのでしょうに、
それが返って仇になるとは、何とも不憫な話です。
それにしても、私達のした事を振り返ってみると、まるで小学生のイジメの様で
はありませんか。
知人は「強い敵が相手だったのだから、仕方が無いだろう」と悪びれる様子も無かったのですが、私は自分達の行為が、ひどく恥ずかしい物に思えて仕方があり
ませんでした。

そうして次第に、私は周囲の人達との考え方にギャップを感じるようになって行
きました。
元々、チャットが苦手な性質でしたので、周囲とのコミュニケーションに多大な
ストレスを感じるようになり、「~してはいけない」「~しなければならない」
といった、ゲーム内の暗黙ルールにも馬鹿馬鹿しさを感じる様になってきました。
その事をゲーム内の知人に相談してみた事もありますが、ピントのズレた返事が
返って来るだけです。
ログインしている間中、非常にモヤモヤした気分でした。

そうしたある時、仕事の忙しさから、二週間ほどネトゲーに手を付けられない
日々を過ごしました。
ところがです。仕事が一段落しても、どうしたものか、全く繋げる気が起きませ
ん。
それでもモヤモヤした気分を吹き飛ばしたくて、気分転換にオフゲーを始めてみ
ました。一度クリアはしたものの、お気に入りだったゲームです。

……楽しかったです!
2~3時間遊んで、すっかり気分が晴れました。
ネトゲーをやっていて、これ程すっきりと楽しめた事は一度も無かったように思
います。あの世界の私は、何時も何処かがモヤモヤとしていて、ログオフする時
には多かれ少なかれ、虚しさと怠さとを感じていたものです。

元々、気分転換の為にネトゲーを始めた筈なのに、多大な時間をかけて、返って
嫌な気分になってしまって居たとは…
自分は今まで一体、何をやって居たのだろうと思いました。

やっても何の益にもならないという点では、オフゲーもネトゲーも同じですが、
これからは、どうせやるならオフゲーを愉しもうと思います。気分転換やストレ
ス解消という目的でやるのならば、私の場合、オフゲーの方が良い結果を得られ
るようですから。

どうやら私はネトゲーには向いて居なかったようです。
しかし、その向いて居ない私をも、ほぼ1年間捕えて放さなかったのですから、
ネトゲーの魔力は尋常な代物では無いでしょう。

ネトゲーに興味を持っていらっしゃる方は、その点をよく吟味されるべきかと。
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